母子の健康維持・増進を支援する
看護職者等への
最新知識の提供や
ケアインストラクターの育成を目指します。
ABOUT
私たちについて
一般社団法人
日本チャイルドアンドマザーケア協会(CHAMA)とは
妊産婦さんや乳幼児およびその家族の方々が、適切なセルフケア行動を行い、
健康の維持増進を図ることは、家族のQOL向上に寄与します。
そして、エビデンスに基づく適切なケア方法を妊産婦や家族に伝え、ケアの継続を支援することは、
助産師をはじめとする看護職等の重要な役割です。
本協会は、看護職者等へ母子の日常生活ケアに関する最新知識の提供を行うことやケアインストラクターの育成を図ること、そして、医療関係者や一般の方々へエビデンスに基づいたヘルスケアの知識普及を図ること等を通して、
母子の健康維持・増進に貢献することを目指します。
本協会の事業
- 育成活動
- 認定活動
- 普及活動
DETAIL
育成活動・認定活動
一般社団法人 日本チャイルドアンドマザーケア協会では、看護職等の医療関係者を対象とした資格
「母子スキンケア指導士」の育成・認定活動を行います。
母子スキンケア指導士 (Certified Maternal and Child Skincare Instructor)
- 資格制度設立の背景
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現在、母子(妊産婦と乳幼児)のスキンケアを中心としたセルフケアへの支援は、各医療施設や自治体保健センター等が、それぞれの考え方で行っていることが多い状況です。また、インターネット等で得られる情報の質も様々です。
そして、母子とその家族の方々が、スキンケアを中心とした適切なセルフケアを実施できるかどうかは、母子の健康に大きく影響します。そのため、看護職者等の方々が、母子とその家族の方々にエビデンスに基づくスキンケアの知識や方法を伝えることが必要です。しかし、現在のところ、看護職者等の方々を対象としたスキンケアの在り方等を学ぶ研修プログラムは見当たらない状況と言えます。
そこで本協会は、看護職者等の方々が、母子やご家族に対して、スキンケアに関連した適切な支援を行う能力の向上を図るための認定研修プログラムを開講することにいたしました。
「母子スキンケア指導士」認定研修は、看護職者等の方々が、母子のスキンケアに係わる基礎知識や適切なケア技術について、専門医をはじめとする講師から学んでいただき、エビデンスに基づく支援が実践できるようになることを目的に研修プログラムを構成しています。特に周産期ケア、産後ケアに携わる方々にとっては、必須の学習内容が盛り込まれておりますので、受講をお勧めいたします。
- 資格概要
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資格名称 母子スキンケア指導士 概要 医療従事者がさらに母子の肌に関する専門知識を備え、健康増進及び QOL の向上のための指導を行う資格 対象 助産師、保健師、看護師などの医療従事者 目的 母子のスキンケアを中心とした、健康維持・増進を適切な知識・技術をもとに支援できる、
インストラクターを育成する。
- 「母子スキンケア指導士」の
認定について -
「母子スキンケア指導士」の育成・認定事業は下記のように行います。
まず基礎講習(オンデマンド講習)を受講、筆記試験を受けていただきます。合格された方には研修終了証を発行します。
その後、指定施設での実践研修・実技試験を受けていただき、合格された方に「母子スキンケア指導士」の資格認定をいたします。- ・2026年度中に、母子スキンケア指導士講習テキストを発売開始予定
- ・2026年度中に、母子スキンケア指導士認定講習を開始予定
※時期は変更となる場合があります
- 研修カリキュラム・プログラム
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本講習では、オンデマンド講習で医師・助産師をはじめとした科学的根拠(エビデンス)に基づいたスキンケアおよびその他のケアに関する内容を学んでいただきます。さらに、対面講習では、実際の赤ちゃんのケアの方法等を学び、安全かつ適切なケアが実際にできることを目指します。
オンデマンド研修:
母子スキンケア指導士基礎研修 ※内容は変更となる場合があります01肌とスキンケアに関する
基礎知識が理解できる- 1) 肌の構造、生理
- 2) 脳腸肌相関
- 3) スキンケアアイテムに関する基礎知識
02アレルギーに関する
基礎知識が理解できる- 1) アトピー性皮膚炎とアレルギーマーチ
- 2) 食物アレルギー
- 3) 補完食とアレルギー
03乳児のスキンケアに関する基礎知識が
理解できる- 1) 乳児期のスキンケア(部位別スキンケア方法)
- 2) 乳児期に多い肌疾患
(アトピー性皮膚炎除く)とケア - 3) アトピー性皮膚炎とケア
- 4) 皮膚トラブル防止と対処に関するケア:
虫刺され、日焼け、よだれによる炎症等
04母親が、産前・産後を健康に
過ごすための
日常生活に関する基礎知識が理解できる- 1) 産前・産後の栄養
- 2) 産前・産後の睡眠
05母親の産前・産後におけるスキンケア
に関する基礎知識が理解できる- 1) 産前・産後に多い身体的トラブル(1)肌
- 2) 産前・産後に多い身体的トラブル(2)髪
- 3) 産前・産後のスキンケア
対面研修:
母子スキンケア指導士実践研修01母子を含めた家族へのケア実践の
在り方が理解できる- 1) ケアの基本姿勢・あり方
- 2) コミュニケーション方法
- 3) 事例演習
02乳児期における適切なスキンケアを
実践できる(演習)- 1) おむつ交換
- 2) 沐浴
- 3) その他
- ・2026年度より実施予定
- ※時期は変更となる場合があります
DETAIL
普及事業
母子への適切なヘルスケア・スキンケアの普及を目的に、医療関係者や一般の方に向けたイベントや講習会を実施します。

- ・2026年度より順次実施予定
OUR POLICY
一般社団法人
日本チャイルドアンドマザーケア協会
(CHAMA)について

理事ご挨拶
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妊産婦・母子の皆様の
健康維持・増進への寄与を目指します。理事長島田 真理恵
- 妊産婦・母子の皆様の日々の適切なセルフケアについて、皆様への情報提供と助産師のケア能力向上という2 つの側面から支援を行う団体を発足いたしました。妊産婦・母子の皆様がエビデンスに基づく適切なケアをしていただけるよう、努力してまいります。
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母子スキンケア指導士を育成し、正しいスキンケアで
母子の健康増進を目指します。副理事長布施 明美
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スキンケアはエビデンスに基づいた方法が、お子様の一生の肌作りになります。
しかしながら現況は、情報不足によりケア方法は様々です。当協会では正しい知識で支援できる人材育成をしつつ、全国のお子様の肌作りに貢献いたします。
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母子の健康を支えるためには、エビデンスに基づいた
アドバイスが不可欠です。常任理事・事務局長小松 令以子
- 各科の専門医の学会や論文では、最新の情報やエビデンスをもとにした研究発表が活発にされていますが、その内容が医療従事者に共有される機会は多くはありません。そんな状況を改善し、母子の健康推進の一助に本法人が役に立つために努力をしていきたいと思います。
アドバイザー

下条 直樹
小児科医・アレルギー科医 千葉大学予防医学センター/わんぱくクリニック
- 1979年千葉大学医学部卒業 同小児科学教室入局
- 1987年米国国立衛生研究所 Visiting Fellow
- 1989年千葉大学医学部附属病院助手
- 1994年国立療養所下志津病院小児科医長
- 1998年千葉大学医学部助手
- 2001年千葉大学医学部附属病院講師
- 2007年千葉大学大学院医学研究院小児病態学助教授
- 2013年千葉大学大学院医学研究院小児病態学教授
- 2015年千葉大学医学部附属病院アレルギーセンター長
- 2020年千葉大学予防医学センター特任教授・わんぱくクリニック
千葉大学医学部附属病院アレルギーセンター客員教授

馬場 直子
皮膚科医
神奈川県立こども医療センター皮膚科
- 1983年滋賀医科大学医学部 卒業
- 1983年横浜市立大学医学部病院 研修医
- 1985年横浜市立大学医学部病院 皮膚科 入局
- 1986年横須賀共済病院 皮膚科勤務
- 1988年横浜市立大学皮膚科 助手、講師
- 1994年神奈川県立こども医療センター皮膚科 部長
- 2015年横浜市立大学皮膚科臨床教授 兼任
- 2024年神奈川県立こども医療センター皮膚科 非常勤

善方 裕美
産婦人科医
よしかた産婦人科院長
- 1993年高知医科大学卒業
- 1995年横浜市立大学産婦人科学教室入局
- 1998年横浜市立大学附属病院研究員
附属病院にて更年期・骨粗鬆症専門外来を担当
よしかた産婦人科 副院長 - 2015年横浜市立大学附属市民総合医療センターに
『乳がん患者のヘルスケア外来』開設 - 2020年横浜市立大学産婦人科 客員准教授
よしかた産婦人科 院長
- 組織概要
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法人名 一般社団法人 日本チャイルドアンドマザーケア協会(CHAMA) 設立日 2024年11月8日 所在地 〒136-0073 東京都 江東区北砂三丁目4番27号 メールアドレス info@chama.or.jp
NEWS
お知らせ
共同通信社ニュースにて、一般社団法人 日本チャイルドアンドマザーケア協会設立のニュースをご紹介いただきました。
2024.11.20PR TIMESにて、一般社団法人 日本チャイルドアンドマザーケア協会設立のニュースリリースを配信いたしました。
2024年11月20日(水)に都内で一般社団法人日本チャイルドアンドマザーケア協会の設立発表会を行いました。代表理事の島田真理恵、副理事の布施明美、常務理事・事務局長の小松令以子が登壇し、マスコミや育児雑誌編集者の方に向けて、設立の背景や目的、今後の活動についてご説明しました。